今年も去年同様「2011年のギリシア神話の絵画　ベスト3」をやろう……と思いましたが、正直「これっ!!」という目玉の絵画がありませんでした。あくまで個人的な好みの問題ですが、ちょっと今年は不作だったように思います(特に「有名な絵画」という意味で)。という事で、今年は「美術展」のまとめを行います。

　今年観に行った美術展は18展、ギリシア神話の絵画数は58点(彫刻などは除く)、ポストカードは19点(「部分」などは除く)でした。

　美術展としてのNo1はやはり「古代ギリシャ展」。特にグッズは秀逸でガチャは散財させられました。絵画としては宮本三郎さんの「ヴィーナスの装い」が一番印象に残りました。

　とても綺麗で、笑顔が今にも動きそうな感じがあります。ただ、ヴィーナスは綺麗なのですが、顔だけ描かれている取り巻きのエロス(?)はちょっと怖い感じがしました(魔界の使徒のような……)。ポストカードは入手しましたが、著作権が切れていないのでイメージを載せることはできず、ちょっと残念です。

　印象的な美術展としては東京都庭園美術館の「皇帝の愛したガラス」展。生まれて始めての招待日での鑑賞ができました。気合を入れた美術展レポートは4時間以上かけて作成しましたが、結局、何をテーマにしたのか分らなかった「ウエッジウッド」は未だにちょっと悔しいです。

　以下、美術展のまとめです。

「ぬぐ絵画」

「ウィリアム・ブレイク版画展」

「プラド美術館所蔵　ゴヤ　光と影」

「ヴェネツィア展」

「世紀末、美のかたち」

「モーリス・ドニ　－いのちの輝き、子どものいる風景－」

「カンヴァスに描かれた女性たち」

「宮本三郎の裸婦－晩年の作品を中心として－」　　(レポートはない為、リンクはありません)

「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ(目黒区美術館)」

「西洋絵画の中の人びと」

「森と芸術」

「レンブラント　光の探求／闇の誘惑　版画と絵画」

「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」

「ヴィジェ・ルブラン展」

「シュルレアリスム展」

「マイセン磁器の300年展」

「皇帝の愛したガラス」

「古代ギリシャ展」　(下記以外にもギリシア神話関連多数。主にポストカードに関して掲載)