ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡

VIVERE A POMPEI

横浜美術館

20100320-20100613

No:000C_0001

横たわる人物像

Figura sdraiata

後1世紀半ば

フレスコ、97.0×136.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 長いヒョウの毛皮を身にまとい、両手で管がたくさんあるパン(牧神)の葦笛を持っている若いサテュロスは左の肘掛けに身をもたせかけている(カタログp107抜粋)。

 

No:000C_0002

三脚を飾るクピドたち(部分)

Quadretto con Amorini e tripode in unsantuario di Apollo

後1世紀後半

フレスコ、88.5×80.0cm

エルコラーノ遺跡考古遺物収蔵庫

 アポロ神特有の象徴物が取り入れられていることからも、描かれているのはおそらくアポロ神殿内の情景であろう(カタログp98抜粋)。

 

No:000C_0003

ディオニュソスとアリアドネ

Dioniso e Arianna

後1世紀半ば

フレスコ、192.0×164.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 ディオニュソスは葡萄の葉冠を頭に巻き、右手には杖(テュルソス)を持ち、まどろみの神ヒュプノスの膝の上で眠るアリアドネを見つめる(カタログp100抜粋)。

 

No:000C_0004

玉座に座るディオニュソス

Dioniso in trono

後1世紀半ば

フレスコ、81.0×67.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 足にはサンダルを履き、頭には葡萄の枝でできた王冠をかぶっている。右手には黄金製のカンタロス(葡萄酒用の杯)を、右手にはディオニュソスを象徴する杖(テュルソス)を持っている。足元にはこの神に捧げる儀式のあいだ打ち鳴らされるタンバリンが置かれ、神聖な動物であるヒョウが控えている(カタログp62抜粋)。

 

No:000C_0005

マルスとウェヌス

Marte e Venere

後1世紀半ば

フレスコ、58.0×58.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 青地の壁から切りとられた、マルスとウェヌスがふたりのクピドを従え空を飛ぶ場面を描いたヴィネッタ(カタログp63抜粋)。

 

No:000C_0006

踊るマエナス

Menade danzante

後1世紀半ば

フレスコ、72.7×54.5cm

ナポリ国立考古学博物館

 髪に挿した花、マントの縁取りの花、身体から少し離した左手に持っている花々から、これが「春の女神」であることがわかる(カタログp106抜粋)。

 

No:000C_0007

クピドたちの宴

Convito di Amorini

後1世紀半ば

フレスコ、45.0×40.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 右側では、横臥椅子に寝そべった1組のクピドとプシケが、クピドの手にしているリュトン(角杯)からもわかるように、酔っぱらっておしゃべりに夢中になっている(カタログp196抜粋)。

 

No:000C_0008

アキレスとキローン

Achille e Chirone

後1世紀半ば

フレスコ、125.0×127.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 長いトロイア戦争を勝利に導いたこのペレウスとテティスの若い息子に、キローンは特に乗馬、競走、拳闘、医術、竪琴を教えた(カタログp61抜粋)。

 

No:000C_0009

戦利品を持ち天翔ける女性像

Figura femminile in volo con trofeo

後1世紀半ば

フレスコ、125.0×127.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 赤地の背景から浮かび上がる、女性の姿をした有翼のゲニウス神(家父長の守り神)の姿(カタログp105抜粋)。

 

No:000C_0010

葡萄を収穫するクピドたち

Amorini vendemmianti

後1世紀半ば

フレスコ、47.0×49.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 装飾モチーフ自体はかなりありふれたものだが、こうした翼のある小さなクピドを取り入れることで、ことのほか愛らしいものとなっている(カタログp164抜粋)。

 

No:000C_0011

遊ぶクピドたち(部分)

Amorini al lavoro

後1世紀半ば

フレスコ、30.0×160.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 幼児の遊びをしたり、大人のすることを真似ているクピドを描く4つの壁画は、エルコラーノの「鹿の家」の同じ場所から剥がしてひとつの額縁に嵌め込まれたものである(カタログp163抜粋)。

 

No:000C_0012

遊ぶクピドたち(部分)

Amorini al lavoro

後1世紀半ば

フレスコ、30.0×160.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 幼児の遊びをしたり、大人のすることを真似ているクピドを描く4つの壁画は、エルコラーノの「鹿の家」の同じ場所から剥がしてひとつの額縁に嵌め込まれたものである(カタログp163抜粋)。

 

No:000C_0013

遊ぶクピドたち(部分)

Amorini al lavoro

後1世紀半ば

フレスコ、30.0×160.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 幼児の遊びをしたり、大人のすることを真似ているクピドを描く4つの壁画は、エルコラーノの「鹿の家」の同じ場所から剥がしてひとつの額縁に嵌め込まれたものである(カタログp163抜粋)。

 

No:000C_0014

遊ぶクピドたち(部分)

Amorini al lavoro

後1世紀半ば

フレスコ、30.0×160.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 幼児の遊びをしたり、大人のすることを真似ているクピドを描く4つの壁画は、エルコラーノの「鹿の家」の同じ場所から剥がしてひとつの額縁に嵌め込まれたものである(カタログp163抜粋)。

 

No:000C_0015

横たわる人物像

Figura sdraiata

後1世紀半ば

フレスコ、97.0×136.0cm

ナポリ国立考古学博物館

 長いヒョウの毛皮を身にまとい、両手で管がたくさんあるパン(牧神)の葦笛を持っている若いサテュロスは左の肘掛けに身をもたせかけている(カタログp107抜粋)。