バーン=ジョーンズ展-装飾と象徴-

No:0101_0001

ピグマリオンと彫像≪恋心≫

Pygmalion and the Image:The Heart Desires

バーン=ジョーンズ

油彩、カンヴァス、86×130cm(oil on canvas  86×130cm)

1878年(1878)

バーミンガム美術館(Birmingham Museums)

 なお、ピグマリオン神話は1913年にイギリスの劇作家バーナード・ショーによって翻案劇化され、それを基に『マイ・フェア・レディ』のタイトルでミュージカルが制作され、さらにそれが映画化された。彫刻家は言語学者として登場、彫像は訛丸出しの貧しい花売りで、教授の言語訓練で美しい淑女に変身蘇生、教授の実験は「成就」する(カタログp84抜粋)。

 

No:0101_0002

ピグマリオンと彫像-≪女神のはからい≫

Pygmalion and the Image:The Godhead Fires

バーン=ジョーンズ

油彩、カンヴァス、86×130cm(oil on canvas  86×130cm)

1878年(1878)

バーミンガム美術館(Birmingham Museums)

No:0101_0003

フローラ

Flora

バーン=ジョーンズ

油彩、カンヴァス、86×130cm(oil on canvas  86×130cm)

1868-1884年(1868-1884)

郡山市立美術館(KORIYAMA CITY MUSEUM OF ART)

 フローラは、古代ローマの花の女神である。オウィディウスの『祭暦』によれば、元はクロリスという名のニンフだったが、西風の神ゼフュロスに身を奪われた後、フローラに変身させられたという(カタログp70抜粋)。

 

No:0101_0004

果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス-連作「ペルセウス」

The Doom Fulfilled(Perseus Slaying the Sea Serpent)

バーン=ジョーンズ

油彩、カンヴァス、86×130cm(oil on canvas  86×130cm)

1882年頃(c.1882)

サウサンプトン市立美術館(Southampton City Art Gallery,Hampshire,UK/The Bridgeman Art Library)

 この神話も「クピドとプシュケ」や「ピグマリオンと彫像」と同じくモリスによって物語詩に翻案され、後に『地上の楽園』の四月の章に収録された(カタログp92抜粋)。

 

No:0101_0005

ピグマリオンと彫像≪恋心≫≪心抑えて≫≪女神のはからい≫≪成就≫

Pygmalion and the Image:The Heart Desires:The Hand Refrains:The Godhead Fires:The Soul Attains

バーン=ジョーンズ

油彩、カンヴァス、86×130cm(oil on canvas  86×130cm)

1878年(1878)

バーミンガム美術館(Birmingham Museums)

No:0101_0006

フローラ(部分)

Flora

バーン=ジョーンズ

油彩、カンヴァス、86×130cm(oil on canvas  86×130cm)

1868-1884年(1868-1884)

郡山市立美術館(KORIYAMA CITY MUSEUM OF ART)

No:0101_0007

果たされた運命:大海蛇を退治するペルセウス-連作「ペルセウス」(部分)

The Doom Fulfilled(Perseus Slaying the Sea Serpent)

バーン=ジョーンズ

油彩、カンヴァス、86×130cm(oil on canvas  86×130cm)

1882年頃(c.1882)

サウサンプトン市立美術館(Southampton City Art Gallery,Hampshire,UK/The Bridgeman Art Library)