イタリア版画展―新収作品を中心に

Italian Prints: Featuring New Acquisitions

国立西洋美術館

20130906-20131117

2013年9月21日(土) 晴 11時45分~12時00分頃

 

【総評】

 

 ミケランジェロ展からそのまま常設展の「版画素描展示室」に行きました。全く人が居なくなることはありませんでしたが、空いていましたので、結構気兼ねなく写真が撮れました。

 

 ギリシア神話関連ですが、以下の7点がありました。

 

①15世紀後半フィレンツェ派 「鷲に乗るキューピッド」 

②マルカントニオ・ライモンディ 「マルス、ヴィーナスとキューピッド」 

③サイコロ印の版画家 「愛の勝利のフリーズ」 

④コリオラーノ、バルトロメオ 「ユピテルの雷電に押し潰される巨人族(上部)(グイド・レーニ原画)」 

⑤コリオラーノ、バルトロメオ 「ユピテルの雷電に押し潰される巨人族(下部)(グイド・レーニ原画)」 

⑥ティエポロ、ジョヴァンニ・バッティスタ 「『スケルツィ』:オベリスクとサテュロスの一家」

⑦エピファーニオ・ダルフィアーノ 「ネプトゥヌスの凱旋行進」

 

 ティエポロさんの「サテュロスの一家」は珍しいな、と思いしました。どうもサテュロスというと「男性」のイメージがありますが「種を維持するには確かに女性や子供もいるよなぁ……」とこの版画を観て、妙に現実的に考えてしまいました。

 ふと、2010年に東京富士美術館で行われた「ポーランドの至宝」で観た彫刻の「男女のサテュロス」を思い出しました。意外と女性のサテュロスも探せばいるんですね、きっと。

 

 物語性のあるギリシア神話はなかったですが、写真も撮れますし空いているので、ここでの企画展は結構好きです。

①15世紀後半フィレンツェ派 「鷲に乗るキューピッド」

②マルカントニオ・ライモンディ 「マルス、ヴィーナスとキューピッド」

③サイコロ印の版画家 「愛の勝利のフリーズ」

④コリオラーノ、バルトロメオ 「ユピテルの雷電に押し潰される巨人族(上部)(グイド・レーニ原画)」

⑤コリオラーノ、バルトロメオ 「ユピテルの雷電に押し潰される巨人族(下部)(グイド・レーニ原画)」

⑥ティエポロ、ジョヴァンニ・バッティスタ 「『スケルツィ』:オベリスクとサテュロスの一家」

⑦エピファーニオ・ダルフィアーノ 「ネプトゥヌスの凱旋行進」

【購入グッズ】

 

 販売なし。

 

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

 

 なし。