システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡

Michelangelo Buonarroti

国立西洋美術館

20130906-20131117

 

常設展を開催しました。こちらからどうぞ。 [2013.11.16 up]

2013年9月21日(土) 晴 11時10分~11時40分頃

 

【総評】

 

 土曜日でしたので、そこそこ混んでいました。チケット売り場には人が並んでおり、正面玄関は混雑していました。ただ、美術展に入るとそこまで人はおらず、適度な混み方でした。

 

 ギリシア神話関連ですが、以下の2点がありました。

 

 ミケランジェロ・ブオナローティ 「レダの頭部習作」

 フランチェスコ・ブリーナに帰属 「レダと白鳥」

 

 ミケランジェロさんのギリシア神話といえばレダ、というイメージがあります。そして複製が多いなぁと思っていたのですが、その「元」がこの「レダの頭部習作」のようです。

 

 隣に展示されていた「レダと白鳥」もそうですが、2011年の江戸東京博物館「ヴェネツィア展」にきていた「逸名のヴェネツィアの画家」の「レダと白鳥」もミケランジェロの複製ですので、これが元のようです。

 

 そういえばダ・ヴィンチさんも「レダと白鳥」を描いていますね。2012年のBunkamura ザ・ミュージアム「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」では7点もの「レダと白鳥」が来ていました(ただ、今年、東京都美術館で行われていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」には来ていません)。

 

 ミケランジェロさんの「レダと白鳥」は白鳥に化けた大神ゼウスがレダの上で横になっているシーンで、ダ・ヴィンチさんのは白鳥とレダは立っており、足元にその子供たちのカストールとポリュデウケース、ヘレネとクリュタイムネストラが描かれています。

 

 場面は違いますが、巨匠に好まれる題材なんですね……(ラファエロさんは描いていないのかな? 余り印象がないです)。

 

 ギリシア神話は2点しかなかったですが、空いていて見易かったです。ただ素人の私には「玄人向け」っぽく感じました。

【購入グッズ】

 

ポストカード

 ミケランジェロ・ブオナローティ 「レダの頭部習作」 \100

 ミケランジェロ・ブオナローティ 「食べ物のスケッチと3種のメニュー」 \100

 ミケランジェロ・ブオナローティ 「クレオパトラ」 \100

 マルチェッロ・ヴェヌスティに帰属 「ミケランジェロの肖像」 \100

 

額絵

 「レダの頭部習作」 \300

 

A4クリアファイル

 「レダの頭部習作」 \350

 

A5クリアファイル

 「レダの頭部習作」 \300

 

 図録は未購入(\2,200)。

 

 今回、グッズ関連は色々と気合が入っています。まず、グッズを入れるビニールの袋ですが、

 「食べ物のスケッチと3種のメニュー」をデザインしています。写真ではヨレヨレになってしまっていますが、中々お洒落です(つい保存用に1枚、別に貰ってしまいました……)。

 

 どうやら今回のグッズはこの「食べ物のスケッチと3種のメニュー」がメインのようで、Tシャツやトートバッグ、メガネ拭きもこのデザインで販売されていました。

 

 次にポストカード入れですが、

 最近では本当に珍しく表も裏もデザインされています。

 

 去年、国立新美術館で行われた「リヒテンシュタイン」展での「ビニール」のポストカード入れもお洒落でしたが「紙」でここまで気合の入ったのは本当に久し振りのような気がします。

 

 最後にレシートですが、

 ロゴを入れています。まぁ細かな事ですけど、やっぱりロゴやデザインが入っていると嬉しいですね。

 

 なお、クレジットカードは利用できませんでした。

 ギリシア神話関連のグッズは「レダの頭部習作」だけでしたが「食べ物のスケッチと3種のメニュー」のグッズは正直、ちょっと欲しかったです(最近の美術展はギリシア神話関連ではないけど、欲しくなるグッズがちょくちょく出てきているような……)。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 作家名 作品名 ポストカード
1 ミケランジェロ・ブオナローティ レダの頭部習作
2 フランチェスコ・ブリーナに帰属 レダと白鳥 ×

「ジョルジョ・ギージ 「I.カロンの舟」 《最後の審判》(ミケランジェロに基づく)」はカロンさんですが、ギリシア神話ではないので外しています。