ラファエル前派からウィリアム・モリスへ 英国ヴィクトリア朝芸術の精華

The Pre Raphaelites and William Morris : Artists,Designers and Craftsmen

目黒区美術館

20110604-20110714

2011年6月10日(金) 曇 13時15分頃~13時45分頃


【総評】

 

 平日の昼間ですので、空いていました。同時開催で「藤田嗣治展(所蔵作品より)人物と動物」が行われていました。

 

 昨年行われていた横須賀美術館と同じ美術展になります。この美術展は福島、横須賀、京都と巡回しておりましたが、目黒は予定に入っていませんでした。今年に入って開催されるようになったと思われます。

 

 展示内容は横須賀と同じですので、レポートはこちらをご覧下さい。ここでは同じ美術展でのチラシとチケットの比較をしてみます。

チラシ 横浜美術館

 A4サイズの標準的なチラシです。表はバーン・ジョーンズさん「花輪」、裏はロセッティさん「「祝福されし乙女」のためのアレクサ・ワイルディングの習作」、ダイスさん「聖母子」、バーン=ジョーンズさん「プシュケを救い出すクピド」とタペストリーと皿です。

 

 当サイトの目当てはギリシア神話ですので「プシュケを救い出すクピド」が載っているのは嬉しい限りです。

チラシ 目黒区美術館

 B5サイズで中開のちょっと珍しいチラシです。表はロセッティさん「マリゴールド」、中開はホルマン・ハント「キリストと二人のマリア」とタペストリー、ステンドグラス、椅子、皿、裏は左側の一部分にウィリアム・モリスの内装用ファブリックです。

 

 ギリシア神話は6点ありましたが、このチラシでは確認することができないですね。ピンクでかわいいチラシですが、その点では残念です。

チケット 横須賀美術館

チケット 目黒区美術館

 横須賀美術館はバーン=ジョーンズさん「プシュケを救い出すクピド」、目黒区美術館はロセッティさん「マリゴールド」です。

 

 目黒区美術館の方が一般的なチケットのイメージで、横須賀美術館のはちょっと幅が広い感じです。ただ、ギリシア神話という観点では横須賀まで行った価値がありました。

 同じ美術展を違う場所で観たのは初めてですが、これだけチラシが違うのは珍しいような気がします。今回、目黒区美術館は当初から巡回に入っていなかったからなのでしょうか?