『レオナール・フジタの挿絵本』展

The Illustrated Books of Leonard Foujita

東京富士美術館

20130403-20130630

2013年6月8日(土) 曇 11時50分~12時30分頃


【総評】

 

 6/25に閉館する村内美術館に行くついで(というと何ですが……)に観て来ました。とても空いています。付属のレストランの方が人が居ました(私は利用していませんが)。

 

 さて、ギリシア神話関連ですが、以下の2点がありました。


 レオナール・フジタ 「エロスの愉しみ」

 ラファエル・コラン 「アフロディーテ」

 

 フジタさん「エロスの愉しみ」は2012年に渋谷区立松濤美術館で行われた「藤田嗣治と愛書都市パリー花ひらく挿絵本の世紀ー」にも来ていましたが、違うページの挿絵のようでした。画風はピカソさんの「簡単な線だけの漫画っぽい絵画」に雰囲気がちょっと似ています。

 

 ラファエル・コランさん「アフロディーテ」も挿絵だったのですが、珍しく名称がギリシア神話の「アフロディテ」で「ヴィーナス」や「ウェヌス」ではなかったのが気になりました。多分、本の内容からそうしたのだと思いますが、内容は全く分かりませんでしたので単なる想像です……。


 まぁ色々な意味で行き辛い美術館ですね……。

 全然関係ありませんが、常設展にあったユベール・ロベールさんの「スフィンクス橋の眺め」は確か2012年に国立西洋美術館で行われた「ユベール・ロベール-時間の庭」に来ていた様に思います(レポート的に寂しいのでおまけとして……)。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 作者名 作品名 ポストカード
1 レオナール・フジタ エロスの愉しみ  ×
2 ラファエル・コラン アフロディーテ  ×