マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン展-華麗なる宮廷を描いた女性画家たち-

Creer au feminin - Femmes artistes du siecle de Madame Vigee Le Brun

三菱一号館美術館

20110301-20110508

2011年3月4日(金) 晴 16時30分頃~17時30分頃


【総評】

 

 空いているかなと思いましたが、そこそこ人がいました。女流画家ということで女性の方が多かったように思います。ギリシア神話の絵画は1点だけで、しかも残念ながらメインのヴィジェ・ルブランさんのではなかったです。その1点は、

 

 マリー=ルネ・ジュヌヴィエーヴ・ブロサール・ド・ボーリュー 「ヴォルテールの死を嘆く詩のミューズ」

 

 です(長い名前の方です)。

 

 ヴィジェ・ルブランさんの絵画は、2010年に東京富士美術館で行われた「ポーランドの至宝展」の「公妃ペラギア・サピエハ(旧姓ポトツカ)の肖像」や同じく2010年に損保ジャパン東郷青児美術館で行われた「ウフィツィ美術館自画像コレクション」に「自画像」を観た事があります。

 

 ギリシア神話は少なく残念でしたが、ヴィジェ・ルブランさんの絵画は素人の私が見ても綺麗だと思いますので、(ギリシア神話抜きで)オススメの展示会だと思います。ただ、心なしか「自画像」が一番綺麗に描かれているような気がしました。

 

 後、これまたギリシア神話ではありませんが「盗まれた接吻」という絵画が印象に残りました。1997年に東京都美術館で行われた「ルーブル美術館展」に来ていた同じくフラゴナールさんの「かんぬき」と良く似た構図です。カタログには、

 

 ルーブル美術館の有名な作品≪閂≫は、ほんの数年前に描かれたものであるが、≪盗まれた接吻≫ではすっかり消えてしまった刺激性や官能性を示している(カタログp104抜粋)。

 

 とありました。ギリシア神話でもヴィジェ・ルブランさんでもありませんが、ついポストカードを買ってしまいました。

 

【購入グッズ】


図録 \2300

 

ポストカード

 

 エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 自画像(1791年) \100

 エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 自画像(1800年) \100

 ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール 盗まれた接吻 \100

 

 クレジットカードは利用可能です。

 

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 画家名 作品名 ポストカード
1 マリー=ルネ・ジュヌヴィエーヴ・ブロサール・ド・ボーリュー
ヴォルテールの死を嘆く詩のミューズ
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