愛と美の女神 ヴィーナス ギリシア神話から現代へ

Worshipping Love:The Mighty Aphrodite

名古屋ボストン美術館

20090718-20091123

 

お待たせしました!! 常設展にて開催開始しました!! こちらからどうぞ [2010.3.20 up]

2009年11月20日(金) 曇 13時00分頃~14時00分頃

 

【総評】

 もう会期の終わりが近い為か、平日の昼間でも人はある程度来ていました。名古屋ボストン美術館に来たのは初めてでしたが、対応が丁寧でとても良い印象でした。

 

 ヴィーナス展という事である意味ギリシア神話だらけでしたが、絵画は少なく残念……と思っていましたが、最後に飾ってあったルカ・ジョルダーノさんの「アエネアスに武具を与えるヴィーナス」はとても綺麗で迫力もありました。

 

 ニコラ・プッサンさんの「マルスとヴィーナス」とこの絵画の2枚だけでも価値があると思います(ポストカードは残念ながら「マルスとヴィーナス」のみ)。もちろん、壷絵や彫刻、コインなども見応えあり、です。

 また、パブロ・ピカソさんの絵画も2枚ありました。個人的にピカソさんの簡単なギリシア神話絵画は実は結構、好みです。

 

 後、印象に残っているのがピエール・ミランさんの「マルスとヴィーナス」で、これから情事という場面なのですが、キャプションに「マルスは気が進まない」旨が書いてあり、思わず「ぷっ」と笑ってしまいました。

 

 因みにパンフレットに載っている「アフロディーテの頭部、通称パートレットの頭部」は入ってすぐの所にあり「メインの一つがトップにあるのか」とちょっと面食らうかもしれません。

 

 「終わる直前のレポートもなぁ」と思いましたが、これの為に会社を休むこともでき「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」で大阪に行くのとあわせて観る事ができましたので、レポートとして載せておきます。

【購入グッズ】

 

カタログ \1800

 

ポストカード

 ヴィーナスとキューピッド \150

 マルスとヴィーナス \150

 アフロディーテ頭部、通称「パートレットの頭部」 \150

 

 因みにクレジットカードは利用できます。チケットもクレジットカードで購入できました。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 画家名 作品名 ポストカード
1 テオドール・シャセリオー 海から上がるヴィーナス ×
2 ペーテル・サウトマン ヴィーナスの誕生 ×
3 ジャン・ミニョン パリスの審判 ×
4 ハンス・フォン・アーヘン パラス・アテナ、ヴィーナス、ユノ ×
5 ジョン・シンガー・サージェント パリスの審判 ×
6 ルーカス・ファン・レイデン マルスとヴィーナスとキューピッド ×
7 ピエール・ミラン マルスとヴィーナス ×
8 ニコラ・プッサン マルスとヴィーナス
9 ジョルジョ・ギージ 鍛冶場のヴィーナスとウルカヌス ×
10 ベルナール・ピカール ヘルマフロディーテ ×
11 ジャン=バティスト=カミーユ=コロー キューピッドの翼を切るヴィーナス ×
12 ジョン・シングルトン・コプリー ヴィーナスとキューピッド
13 ジョルジョ・ギージ キューピッドとプシュケ ×
14 マルカントニオ・ライモンディ ヴィーナスの誕生 ×
15 フェルナンド・ボテロ ヴィーナス ×
16 パブロ・ピカソ 窓の前の彫刻家と彼のモデル ×
17 パブロ・ピカソ くつろぐ彫刻家と仮面をつけたモデル ×
18 ジム・ダイン 九つの冬景色 2 ×
19 ジム・ダイン 九つの冬景色 5 ×
20 ジム・ダイン 九つの冬景色 6 ×
21 ジョルジョ・ギージ アドニスを抱くヴィーナス ×
22 ジャン・ミニョン アドニスの死を嘆くヴィーナス ×
23 ルカ・ジョルダーノ アエネアスに武具を与えるヴィーナス ×