ルノワール~伝統と革新

Renoir : Tradition and Innovation

国立新美術館

20100120-20100405

2010年1月22日(金) 曇 14時20分頃~14時50分頃

【総評】

 平日の昼間でしたが、流石にルノワールさん、ちょっと混んでいました。特に中高年のご婦人の方が多かったように思います。多分、土曜休日は結構混むと思います。会場に入って作品リストを見るとギリシア神話関連が意外とあり、美術展自体は楽しめました。

 

 美術展は4セクションに分かれていて、

 

第Ⅰ章 ルノワールへの旅

第Ⅱ章 身体表現

第Ⅲ章 花と装飾画

第Ⅳ章 ファッションとロココの伝統

 

 個人的には、ひろしま美術館にある「パリスの審判」を観たかったのですが、これは来ていませんでした。「勝利のヴィーナス」という作品の説明に、

 

 <略>晩年のルノワールが好んで描いた主題の一つでもあった。この時期、ルノワールは「パリスの審判」を扱った作品を何点か制作しているが、それらの中で頻繁に登場するのが、このポーズによる女性像である(カタログp120抜粋)。

 

 とありました。今回の美術展は国内の美術館からの作品が多く来ていましたので、是非比較しながら観てみたかったですね。

 

 会場内にある休憩所(というか並んでいる椅子)に大抵はカタログが置いてあります。このサービスは私には必須で、ギリシア神話が絡んでいるか確認する為、必ず見ているのですが、ちょっと数が少なく、中々見れなくて、見るまでに時間がかかりました。

 

 ギリシア神話関連の絵画はありましたが、ポストカードは1枚も販売されていず……グッズもありませんでした。う~ん、残念。

【購入グッズ】

 

図録 \2000

 

ポストカード

 岩の上の座る浴女 \100

 浴女 \100

 泉による女 \100

 泉 \100

 

 ポストカードを入れる袋はオリジナルな物で好感が持てます。国立新美術館は前回の「THEハプスブルク」の時もセンスの良いポストカード入れでした。

 

 因みにクレジットカードは使用できませんでした。

【ギリシア神話の絵画とポストカード】

No 画家名 作品名 ポストカード
1 ピエール=オーギュスト・ルノワール 勝利のヴィーナス ×

2

ピエール=オーギュスト・ルノワール ルーベンス作「神々の会議」の模写 ×
3 ピエール=オーギュスト・ルノワール タンホイザーの舞台(第1幕) ×
4 ピエール=オーギュスト・ルノワール タンホイザーの舞台(第3幕) ×
5 ピエール=オーギュスト・ルノワール イオカステー(神殿の舞) ×
6 ピエール=オーギュスト・ルノワール オイディプス王の主題による装飾パネルのデザイン ×
7 ピエール=オーギュスト・ルノワール オイディプス王の主題による装飾パネルのデザイン ×